弁護士は東京都、新宿のゴッディス法律事務所 | 相続問題

相続は被相続人の方の死亡と同時に開始され、相続放棄を含む様々な手続きが必要となる法的にも感情的にも複雑な手続きです。原則として相続放棄は3ヶ月以内に行う必要があり、被相続人の方の財産状況の把握、遺言の有無、生前贈与、不動産の分割など多岐にわたる課題が存在します。弁護士として相続に関する幅広い問題に対応し、お客様の最善の利益を追求いたします。

父親や兄と疎遠になっていたが約10年ぶりに兄から父親が亡くなった知らせを受けた弟さんの案件。相続財産を把握できない状況の中、調停が開始された時点で依頼を受けたため、父親の介護をしていた兄に通帳等の資料の提示を求め、口座の取引履歴から証券会社があることを突き止め、株式や国債の資産を特定することに成功し、納得のいく遺産を相続できた。

被相続人である母親が亡くなった際に、母親と実家にて同居していた姉より唯一の相続財産である実家を譲るよう強く求められていた弟さんの案件。ご依頼者様としては売却による利益の2分の1の取得を希望されていたが、相手方が売却に応じなかったため、ご依頼者様が持分を無償で譲ることはなく、最終的には不動産会社に持分を売ることになる旨を粘り強く説明・説得し、市場価値に近い解決金を支払わせることにより解決。

特別受益を主張され、不動産は全て兄が取得し、現金・預貯金の2分の1だけを渡すと言われていた妹さんの案件。実務上、相手方の特別受益の主張は通らないことを丁寧に説明し、法定相続分通り、不動産を含む相続財産の全てについて2分の1を取得することで解決。

約2年前に1,600万円程度の預貯金があると母親から聞かされていたが、死亡時200万円程度の預貯金しか残っていなかったため、母親の銀行口座を管理していた兄夫婦に対し、口座の取引履歴を示し使途不明金の説明を強く求めたところ、使途不明金を含む金額を前提とした相続分600万円を獲得し解決。